スタッフブログ
2017-09-30 11:49:43
涼しい日が多くなってきましたね。夏は暑さで体が労費したり、冷房との気温差で自律神経が乱れたりする時期ですので、疲れを引きずっている方も多いのではないでしょうか?
秋野菜は、瑞々しい夏野菜とは対照的に、食物繊維がたっぷりで重量感のあるものが多いですし、体をいたわる嬉しい栄養がたっぷりと含まれています。
それぞれ野菜の栄養を把握し、ぜひ積極的に取り入れてみてください!
冬に備えて体調を整えたいですね。
秋野菜の栄養価
【根菜類】
- ニンジン …含まれるビタミンAは、夏の紫外線によるシミやソバカスなどの皮膚トラブルを修復したり、予防する効果があります。また、損傷した粘膜を修復し、疲れ目を回復させます。
【イモ類】
- サツマイモ …サツマイモに豊富なビタミンCは風邪の予防に効果的です。また、サツマイモの皮に含まれるアントシアニンは抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に効果があると言われています。焼き芋やサツマイモのレモン煮などにして皮ごと頂くと良いです。
- ジャガイモ …ビタミンB群、ビタミンC、カリウムが豊富です。カリウムは人体内の塩の濃度を調整してくれます。また、ビタミンCの含有量はミカンと同じくらいで、ジャガイモのビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても損失しにくいと言われています。カロリーがご飯の半分であるのに対して、お腹のモチはかなり良く、ダイエットにもおススメです。
- 山芋 …芋の中で、唯一生で食べることができ、消化酵素を多く含むため 熱に弱い消化酵素の効果を生かすことができます。
【その他】
- カボチャ …カボチャの黄色は βカロテン によるもので、体内に入るとビタミンAに変化します。粘膜を保護したり、再生したり強くする働きがあります。βカロテンは、カボチャの色が濃いほど豊富に含まれているので、カット売りの物を購入する場合は色の濃いものを選びましょう。
- きのこ類 …きのこに含まれる食物繊維は、余分な脂肪を排出する力に長けており、血中コレステロールを低下させます。また、きのこには、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病や癌を予防する作用があることも分かっています。
- ブロッコリー …秋野菜の中で、もっとも栄養バランスが良いと言われています。ビタミン、カロチン、鉄分、食物繊維などを含んでいます。カロチンの一種である ルティンには、強い抗癌作用があります。さらに ビタミンC や ビタミンE が合わさり、細胞組織を活性化させて老化を防止します。冷え性や風邪の予防も期待できます。
秋野菜に含まれるビタミンを調理中に失わない調理法は?
- ニンジン、カボチャに多いビタミンA,D,E,K(脂溶性ビタミン)は油と一緒に調理!
…これらは油と相性が良いため、揚げたり炒めたりすると効率的にとることができます。
- 蒸し野菜はカロリーも抑え、ビタミンB,C(水溶性ビタミン)も溶け出さない為優秀!
…茹でてしまうと、水に溶けだしてしまうビタミンB,Cですが、蒸し野菜にすればその心配もありません。蒸し器がなくても、ラップをかけて電子レンジで加熱するだけで簡単に蒸し野菜が完成します! また、一度蒸してから油で調理することで、少ない油でもおいしく仕上がります
秋野菜で夏の疲れをしっかりと取って、冬にむけて元気に過ごしたいですね!